Windows + SHOUTcastでストリーミングサーバ

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必要なもの

セットアップ手順

  1. SHOUTcast Serverをインストールする
  2. インストールディレクトリのsc_serv.iniの各項目を適宜書き換える。基本的にPasswordとAdminPassword(デフォルトではコメントアウトされている)を変更するだけで動く。
    PortBase
    SHOUTcastがオーディオの送出に用いるポート番号。デフォルトは8000。
    MaxUser
    一度に接続可能な最大ユーザ数 。帯域と処理能力で適宜変更する。このMaxUserに1.1を掛けた値が占有する帯域の最大値。
    Password
    管理用のパスワード。SHOUTcast DSP Plug-Inで設定するパスワードと同じもの。
    Logfile
    ログの保存先。保存したくない場合は値を空にするか /dev/nullを指定する。
    SrcIP
    ホストに複数のIPが振られている際、SHOUTcast Serverが受け入れるインターフェースのIPアドレスを明示的に宣言する。それ以外の場合はANY。
    DestIP
    SHOUTcast Serverに接続可能なクライアントを限定したい場合に指定する。それ以外の場合はANY。
    RelayServer
    [Optional] これが宣言されている場合、中継サーバとして動作する。
    RelayPort
    [Optional] これが宣言されている場合、ここで指定されたポートへオーディオを送出する。
     
    RealTime
    [コンソール版のみ] 接続者数等をリアルタイムに表示する
    ScreenLog
    [コンソール版のみ] 1を指定するとログをファイルではなくスクリーンに表示する
    HistoryLog
    [Optional] "none"以外が指定された場合、その名前のファイルに各種アクセスログが追記される。
    HistoryLogTime
    [Optional] HistoryLogで指定されたファイルにログを書き込む間隔を秒で指定。
    Yport
    [Optional] Webプロクシの内側にサーバを立てている場合のinboundポートとして80もしくは800を指定。デフォルトは80。
    NameLookups
    [Optional] 1を指定するとサーバは全てのIPアドレスのホスト名を要求する。
    AutoDumpUsers
    [Optional] 1を指定するとソースが途絶した際にサーバは全てのユーザの接続を切断する。それ以外の場合はサーバから明示的に切断を行わない、もしくはBackupFileで指定したMP3ファイルを送出する。
    IntroFile
    [Optional] コンテンツ送出開始前のジングルとして用いられるMP3ファイル。ただしコンテンツのストリーミングと全く同じビットレート、サンプルレート、モノラル/ステレオでなくてはならない。
    BackupFile
    [Optional] コンテンツが途絶した際に送られるMP3ファイル。ただしコンテンツのストリーミングと全く同じビットレート、サンプルレート、モノラル/ステレオでなくてはならない。
    TitleFormat
    [Optional] クライアント側に曲名として表示される文字列。%sは送出される楽曲本来のタイトル。
  3. SHOUTcast Serverを起動する
  4. SHOUTcast DSP Plug-In for Winampをインストールして設定画面を開く
  5. Connectionの Passwordに2.で指定したPasswordと同じものを入力する
  6. YellowpagesのDescriptionにサーバ名を指定する。ローカルのみで使用する場合はMake this server publicのチェックを外す。
  7. Encoder Type、Encoder Settingsは任意のものを指定する。
  8. Winampで再生中のものをストリーミングさせる場合はInput DeviceにWinampを指定する。CDやライン入力をストリーミングさせたい場合はSoundcard InputでLine In等を適宜指定する。

by hibiki