movies: 2007年4月アーカイブ

"トゥモロー・ワールド"

|
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000KIX9BO?ie=UTF8&tag=hotchpotch-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000KIX9BO
字幕翻訳がいつもの名調子だったので、吹替え翻訳を聞いてようやく話のディテールが。:)
「技術の進歩が止まり社会インフラは衰退し生活水準の維持が難しくなった近未来」をフリート通りに散りばめられた様々な記号(バスの広告、通り過ぎる車の種類、路上の人々、etc)と長回しで説明しきった冒頭の爆破シーンを含め、様々なテクノロジーの進化の度合いを対比させることで未来の方向性が端的に指し示されているのがとにかく素晴らしい。その取捨選択の巧妙さは非常にドキュメンタリー的。関係ないけど文化省で入館時にテオがタバコを置くトレイに「ARK OF ARTS」って書いてあって気づいたんだけど、テオのお兄さんがやっている文化財保護プロジェクトは「箱舟計画」なんだね。恐ろしく皮肉の効いたネーミング。 んで本編以上に期待していたメイキングはというと、森で襲撃されるシーンの撮影車が想像以上にギミック満載で、ああ、これなら撮り切れる部分は撮り切れるし、後々の合成にも支障をきたさないなぁ…と感心というか感動。なによりも効果的。素晴らしい。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/imax/index.html
しかも先月末の話。そろそろMagnificent Desolationが上映されるんじゃないかと期待していたら思わぬ展開に。同時期に軽井沢のIMAXシアターも閉館したそうです。どちらもIMAX社の新作が上映される機会の多い映画館だっただけに非常に残念。IMAXといえば相模原市立博物館で来週からスペースステーション3Dを上映するそうです。これは是非観に行こう。自転車で。

"サンシャイン2057"

|
http://movies.foxjapan.com/sunshine2057/
前作「クライシス2050」で反物質爆弾の投下により活動が沈静化した太陽。しかし今度は太陽の活動が弱まりすぎたことで地球は凍てつく星となり人類は再び滅亡の危機に。残された希望は太陽に高エネルギーを投入して再び太陽の活動を活発化させること。かくして地球上の全ての核物質を集めて作った巨大核爆弾を携えて宇宙船ヘリオス2が今旅立つ…

後半で珍客が暴れまわる展開には面食らいましたが、それはさておき宇宙船がカッコイイ。特に進行方向に向かって広がる巨大な太陽熱シールドと、その後ろのトラス構造が…あとコンピュータが3台1組の冗長構成っぽかったり、ロジックボードが冷却液に漬かっているのもカッコイイ。UIの泥臭さも。というわけでメカ物目当てで見に行っても損は無いかと(でもあのダサカッコイイ耐熱服はもう少し何とかならなかったのかしら)。逆にSF的なツジツマみたいな部分はかなりいい加減だし、おまけにあの後半で珍客が暴れまわる展開が…

あ、船の名前はヘリオス2じゃなくてイカロス2です。前作云々もウソです念為。
http://www.imax.com/magnificentdesolation/
大宮なんて近い近い。埼京線に乗れば新宿から30分!
参考:荒川サイクリングコース荒川自転車道ポケットマップ

"時をかける少女"

|
http://www.imax.com/magnificentdesolation/
劇場の都合で3D上映じゃないのがとにもかくにも残念なのですが、再現ドラマは結構出来が良いので(とくにLMを着陸させるシーンと事故のシミュレーションはなかなか趣があって良い感じ)「人類月に立つ」とか好きな方は機会があったら是非一度。

このアーカイブについて

このページには、2007年4月以降に書かれたブログ記事のうちmoviesカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはmovies: 2007年3月です。

次のアーカイブはmovies: 2007年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。