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IMAXの宇宙モノ最新作のテーマはハッブル宇宙望遠鏡。もちろん先日の修理ミッションも3Dで収録されています。
米国では3/19日公開。監督は"SPACE STATION 3D"と同じくTony Myers。
デジタルコンテンツEXPOで行われた「HAYABUSA」メイキング講演が面白かったので、個人的に気になった部分をメモ。
- 「プロジェクトX」にはしたくなかった。関係者のエピソードを描くことで観客が「これは誰か他の人の話だ」と思ってしまうことを避けたかった。
- 「はやぶさ」とは「未知の世界を調べたい」という人類の根源的な欲求から生まれたものである...という部分を強調することで、「はやぶさ」と自分(=観客)という構図にしたかった。
- プログラムされた機械なのに、まるで意志を持つ生き物のように見える不思議さ、そこから想起される「生命とは何か」といったことも感じさせたかった。これも「はやぶさ」と自分(観客)という構図に持って行く為。
- 「はやぶさ」と向き合う観客の没入感を阻害しないように、他に登場するのはナレーション一人に絞った。またナレーションの篠田さんは「かっこいい」感じでのナレーションをイメージされていたので「やさしく見守る」ような感じをリクエストした。
つまり(観客にとって)他人の物語ではなく自身の世界の一部として「はやぶさ」を捉えて欲しい...という事かな?と。
大勢の登場人物が一つになってお芝居を進めている感じがすごく楽しかった!特にあのわちゃわちゃした感じが(「雨降って地固まる」的なハッピーエンドな点も含めて)水曜劇場時代の久世光彦ドラマみたいで本当に心地よかった。
サマーウォーズ
主人公たちの行動原理が{人々|世界}を救う為とかではなく、自分のやるべき事を最後までやり通した「だけ」ってのも単純で清々しいし(大阪夏の陣のエピソードはそれを強調しているものだと感じたんですが...どうなんでしょう?)、ものすごいことが起きている横で静かに成長していく男の子(=カズマくん)がいて、その横で「恋に恋する」年頃から一歩踏み出した女の子(=センパイ)がいて、更にその横で今時鼻血を出して倒れる男の子(=主人公)がいて...なんて平和っぷりも好いたらしい。
ちなみにカズマくんは実は...だと期待していたのはヒミツ。
109シネマズ川崎でIMAX版を観ました。クッキリ!明るい!IMAX万歳!
映画「トランスフォーマー/リベンジ」オフィシャルサイト
内容は例によって例のごとく。一番印象に残ったのが(前作の「ハッピータイム」には及ばないものの)ラリったお母さんなのはどうかと思う。なんていうかVFX的な見せ場はもう少し勿体ぶっても良いと思うんだ...
とか言いつつ「おじいちゃん」のおもちゃは早速予約した!
ネロの宇宙船の立体映えする造形がカッコよすぎて震えた。空間に漂う塵とか残骸を使った空間演出なんかも含めて、CGモノの宇宙表現で新たな次元を切り開いた気がします。特にワープアウトしてくるネロ船を横イチからじんわり回り込むカットが物凄く「トップをねらえ!」していてカッコよかった!(身も蓋もない表現)
映画『スター・トレック』オフィシャルサイト
ちなみにスポックが一言で片付けちゃうあのパラドクスとか、いくらなんでも「スター・トレック」的にアリなの?と心配したら、全然アリどころかTVシリーズではあのぐらいのアレは始終らしい。恐るべし。
なにはさておき、このカッコよさを保ったまま続編がばんばん作られることを切に望みマス。
X-33が出てこないのは仕方ないとして、冒頭のLHCのくだりがカッコ悪くてガッカリだ!極力モニタ画面で説明する感じとか模式図みたいなCGは極力避けて、もっと段取り感たっぷりに見せて欲しかった。
天使と悪魔 オフィシャルサイト
あのビッグサイエンス感が原作序盤の醍醐味だと思ったんだけどなぁ。
参考:物理学者とともに読む「天使と悪魔」虚と実 50のポイント
昨年、ふとしたきっかけでジョージ・ロイ・ヒルの「スローターハウス5」が見たくなって探したところLD以来ソフト化されていなくて大変びっくりしたんですが、この度ようやくDVD化!
氷川竜介ブログ:「スローターハウス5」ようやくDVD化
今時BDじゃなくてDVDかよ...って気がしないでもないけど、とりあえずはめでたい。5月13日発売。
うわ、同じ日に「イルカの日」も出るのか...というわけで両方とも早速注文。