gadgets: 2008年10月アーカイブ

SlingPlayer 2.0

|

SlingPlayerを未インストールのPCに、折角なので最新版(Ver.2)をインストールしてみました。

Sling Media Downloads - SlingPlayer Desktop

Ver.2の利用にはSlingBox本体のファームウェアも最新版にアップデートする必要があり、また、SlingPlayer、SlingBoxファームウェア共に現在のところ日本語版が提供されていませんが、とりあえず英語版の最新ファームでも日本の放送の受信に問題は無いようです。

で、Ver.2最大の魅力は、なんといってもタイムシフト視聴用に最大60分(!)分のバッファが用意されたことでしょう。これで録画も出来れば言うことなしなんですが。

ルータでPPTPサーバ

|

WHR-G54Sが安売りしていたので、ファームウェアをDD-WRTに書き換えて、ルータ&PPTPサーバに仕立ててみました。

DD-WRT : free Linux-based firmware

インストールしたDD-WRTはVer.2.4 SP1。DD-WRTはターゲットハードウェアのメモリ容量や目的に応じて幾つかのタイプが用意されていて、PPTPサーバ機能はどのタイプにも含まれているようですが、もしかしたら後々OpenVPNを使ってみたくなるかな?というわけで dd-wrt.v24_vpn_generic.bin を選択。

まるでLinuxのコマンド群に適当なガワをかぶせただけ…みたいな作りなので、これまで使っていた Tomato Firmware (DD-WRTをベースに機能を絞った派生品)の洗練されたインターフェースに比べると非常に使いにくい&わかりにくいインターフェースですが、逆に言えば裏で何をやっているか想像出来れば設定自体は其程難しくないかも。いや、Tomatoは本当に良くできています。

Tomato Firmware

PPTPサーバの設定は至極単純。サーバ自体のIPアドレス、割り振りたいIPアドレス(もしくはアドレス範囲)、ログイン時に用いるユーザ名とパスワード(user * password * という書式)を設定するだけで使えるようになります。ただしデフォルトでは暗号化がオフになっているので(ルータの処理能力を考えた処置?)、PPTPクライアントによっては暗号化をオフにするか、DD-WRT側で暗号化をオンにする必要があります。

というわけで出先から簡単に自宅のネットワークを参照出来るようになりましたが、さて、マシン名の解決をどうするかなぁ。自宅のマシンは全てDD-WRTのDHCPサーバからstaticにIPアドレスを割り振っているので、これが上手く利用できると良いのですが。

Bonjour over PPTP

|

Bonjourはセグメントを越えられないので、PPTP経由だとiTunes共有ライブラリを参照出来ません。というわけでNetwork BeaconでリモートマシンのBonjourポートをローカルマシンにポート転送。

Chaotic Software: Network Beacon

具体的にはリモートの3689番ポートの _daap._tcp. サービスをローカルに転送。

素晴らしい!

DD-WRTのMTU値

|

ルータをDD-WRTに変更後、なぜかウェザーニュースのページが見られなくなったので、まずDNS(DD-WRTのDNSMasqを使用)を確認したところ正引き・逆引き共に問題なし。次にMTUを確認したところ、自動設定では1492になっていたので1454に変更してみたところ無事解決。ちなみにWAN側のネットワークはBフレッツを利用しています。

これでDD-WRT移行に伴う問題は、ほぼ解決したかな?

DD-WRTのスループット向上

|

DD-WRTをインストールしたWHR-G54Sにルータを入れ替えて以来、なんとなくWAN側のスループットが低下したように感じられたので測定してみたところ、下り16Mbps、上り6Mbpsと、VDSL方式のBフレッツ・マンションタイプにしては大分遅いことが判明。

恐らくバックグラウンドの不要なサービスがCPUに余分な負荷をかけている為なのでは…というわけで、まずはSPI Firewallをオフにしてみたところスループットは殆ど変わらず。次に無線LANをオフにしてみたところ、今度は下り27Mbps、上り7Mbpsと大幅に向上しました。

ちなみに外部ネットワークからDD-WRTのPPTP経由でLAN上のマシンからファイルをコピーしてみたところ、7GBのファイル転送に12時間…と惨憺たる結果でした。恐らくNAT変換だけでも相応の負荷がかかる上に、PPTPの処理で更に負荷がかかってしまう為でしょう。LAN上のマシンに直接PPTP接続すれば大分速くなるはずですが(ルータはPPTPパススルーで使用)、出来ればPPTPの処理はルータ上で行いたいなぁ…というわけで、もう少し速くする方法は無いかしら。

FlexLM over PPTP

|

というわけでDD-WRTをインストールした一番の目的である「自宅のLAN上で動いている3ds maxネットワークライセンスサーバをPPTP経由で仕事場から参照」を検証してみましたが、Bonjourみたいにセグメント越えが出来ない…なんてこともなく、あっけなく利用出来ました。

これでライセンスサーバを動かしているノートPCを持ち歩かなくても済みます。:)

安全装置

|

Gmail Labsの新機能・Mail Gogglesがナカナカ。

指定時間内に問題が解けないと「冷静ではない」と判断されメールが送信出来ない親切オプション。

相互通信

|

Edge 705を使ってみて思ったんだけど、たとえばANT+なりBluetoothを使って

  • 電波の到達範囲内にいる他のサイコンと現在地や各種データ(心拍とかケイデンスとか)をやりとりする
  • 電波の到達範囲内にある無線通信機器を経由して、他のサイコンと上記データを互いにやり取りする

とか出来たら結構便利なんじゃなかろうか。ソニーあたりで作らないかな。

企画書書くよ?(>だれとなく)

気分は爆発物処理班

|

MacBookの壊れたファンを交換。作業手順はこんな感じ

で、だ。

たかだかファンを1個交換するのにネジを23本(しかも全部で8~9種類ぐらい)外さなくてはならない筐体を設計した人間には猛省を以下略。10万円台のPCで使える部品の信頼性なんてタカが知れているんだから、正常に動いている時の見てくれと同じぐらい(もしくはそれ以上に)壊れた際の修理のし易さを考えて欲しい。Lenovoになってからも一緒かどうかは知らないけど、IBM時代のThinkPadだったらファン交換なんてキーボード固定ネジ(×4)とファン固定ネジ(×3)で終わりだぞ。考えてみたらPowerBook 100(これはソニー設計だけど)とかDuo 230(恐ろしく粗雑な作り)で散々な目にあってMac使うのやめたんだよな…などと、心の中で延々と恨み節を唱えながら15分ほどで作業終了。

…疲れた。

4.22

|

MovableTypeを4.22にアップグレード。

再構築がすこし速くなった...かな?

このアーカイブについて

このページには、2008年10月以降に書かれたブログ記事のうちgadgetsカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはgadgets: 2008年9月です。

次のアーカイブはgadgets: 2008年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。