bicycle: 2007年10月アーカイブ
某社自転車部のご好意で参加させてもらったサイクリングイベント、おかげさまで無事に完走しました。福生から小淵沢まで8時間、チームメンバーのサポートのおかげで(何度声援に助けられたことか)ただただひたすら楽しい160キロでした。特に最初から最後までヘタレな私に付き合ってくれた主将にはひたすら感謝。
ちなみに柳沢峠の上りで使った足の回復が一番心配だったんですが、これは幸い柳沢を下り切るまでにほぼ回復することが出来ました。またこれも心配だった補給のタイミングと内容に関しては、2時間おきに食べたSoyJoy→どら焼き→バナナ→SoyJoyと、水とスポーツ飲料(合計2リットル)をこまめに摂取することで辛うじて乗り切れたようです。甘い物ばかりなのが辛かったけど…
逆にパンク以外は特に心配していなかった機材に関しては、予想外のトラブルが起きてしまいました。経由地の柳沢峠を下った辺りでリアディレイラーの調子がおかしくなり、最初はシフトダウン(ロー側に変速)するとリアの真ん中2枚ぐらいがトップ側に落ちやすいかな?といった感じだったのですが(シフトアップ時は問題なし)、20号に出た辺りで全段に渡りシフトダウンするとトップ側に落ちるようになってしまいました。これは何かの弾みでインデックスがずれたかな?(でも柳沢まではおかしくなかったよなぁ…)と思い、走りながら手元のアジャスタでワイヤーテンションを調整してみたところ、どうやらワイヤーテンションを緩めきるとロー側1枚目に入らない(=一番軽いギアが使えない)以外は落ちにくくなったので、その状態で引き続き走行。
ところが。長坂を越えた辺りで今度はロー側2枚目どころか3枚目にも入らなくなってしまったので再びワイヤーテンションを調整。完全に緩めるとなんとかロー側3枚目は回復したものの依然2枚目には入りません。結局その状態で最後の坂道(これが実にいやらしい斜度と長さ)も騙し騙し走り続けてなんとかゴールイン。恐らくコース上にあれより少しでも斜度のある坂があったら登り切れなかったに違いないので、かなり際どいところでした。
というわけで他にもエピソードは多々あるんですが、全部書いているとキリが無いのでとにかく一言。面白かった!また走りたい。
- 走行距離:163km
- 所要時間:8h02m
- 走行時間:7h23m
- 平均時速:22km/h
というわけで一泊して帰京後、いつもお世話になっている自転車屋さんで早速リアディレイラーを診てもらったんですが、「とりあえず疑わしい部分を後ろから順にチェックしていきましょう」というわけでエンドの歪みは問題なし、スプロケットの緩みも問題なし、ディレイラーも問題なし。残るはインナーケーブルぐらいですが、昨日も序盤は特に異常が起きていなかったので、まさか…と思っていたところ「これは多分…ああ、やっぱり」アウターをずらしてシフトレバー付近のケーブルをチェックしていた店長が指差した付近のケーブルは、撚られたワイヤー同士の間に微妙な隙間が。「切れかかってますね。」
更にシフトレバー基部を露出させてケーブルのタイコを引きずり出すと…
なんとワイヤーは残り2本を残して断線。チェックの際にも何本か切れたはずなので、ゴール時にはまだもう何本か生きていたはずですが、恐らく柳沢峠を上っている最中に切れ始めたワイヤが「切れる→ワイヤの本数が減る→テンションが高くなり更に切れる→ワイヤの本数が更に減る」の繰り返しに陥り、柳沢を下った時点でついに正常な動作を保つだけのテンションを維持できなくなってしまった…といったところではないのでしょうか。ちなみにシフトケーブルを「巻き取る」この部分は最も断線しやすい部分ではあるらしいのですが「プロが毎日数時間以上、それも1年ぐらい乗り続けて切れた、ってケースなら知ってるけど…」。
店長には「マメにシフトチェンジしている証拠だから、それだけロードの乗り方に慣れてきたんじゃないですか」なんて言われましたが、これがもし走行中に全部切れていたら、リアはトップのみで、フロントのインナー/アウターしか切り替えられない究極の2段変速で残りを走らなくてはならなかったわけで、恐らくその時点で確実にリタイアしていました。なによりも踏み込んでいる最中にギアが落ちたら危険ですし…想像しただけで背筋にイヤな汗が。
というわけで結論。点検はマメに。
というわけで4時半に出発して8時に都民の森到着。ジロのおかげで登りをラクするコツは幾つか知ったので、次は速く走るコツを身に付けたい。トータルの時間を縮める、という意味では登りでラクして足を取っておくことも大事なのだけど、そもそも平坦地の巡航速度が遅いからなぁ…。
11時すぎに帰宅。
クリートが大分減ってきたので交換。Keoの赤色クリートは遊び角が大きすぎて(9度)リリース時にかなり捻らないとペダルから外れませんでしたが、グレー(遊び角4.5度)に替えてみたところ非常に外しやすくなりました。あとは長時間使ってみないと…うーん、どこ行こう。:D
Keoクリートと言えば、設置面にラバーを配した新製品・Keo Gripの使い心地はどうなんだろう?
ノーマルクリートに比べてクリートカバー無しでも歩きやすそうなので、これで着脱時の感覚がノーマルクリートと大差無いのであれば非常に魅力的。
いつも都民の森というと武蔵五日市から檜原街道を駐車場まで往復していたんですが、たまには別のコースで帰ってみるのも悪くないかと思い、奥多摩周遊道路で奥多摩に抜けてみました。評判通りコーナーを攻めるバイクが多くて気を使ったけど、都民の森から風張峠まで登った先は奥多摩まで尾根伝いの下り坂なので、五日市方面の下りとはまた趣が違って面白かったです。
帰り道は奥多摩から古里で吉野街道に折れて、梅ヶ谷峠経由で武蔵五日市に抜けて帰宅。せっかくなので久々に鳩ノ巣の鳩美食堂で蕎麦を食べてきたけど相変わらず安くてうまいなぁ…
そんなこんなで15時帰宅。
カーボンモノコック・フォールディングバイク FD-2(via BD-1に乗って街へ出よう)
きっとあるんだろうなぁ…と思ったら、やっぱりあるんですね。フレーム的にはKHSやモノコックBD-1は結構カーボンに向いていそうな気がするのだけど…どうなんだろう。あとたまに「AM GTのカーボン版って作れないのかな?」って妄想するんだけど、難しいかなぁ。難しいよなぁ。
相模湖往復の帰りにサイコンを見たら積算計が7,000kmを越えていました。
9/2に5,000kmだから1ヵ月半で2,000km乗った計算。
水曜の相模湖の帰り道あたりから、左側クランクのクランクが下死点ちょっと手前に来る度にBB付近から「カチッ」という音が聞こえてくるようになりました。BB絡みだったらヤだなぁ…と思いながら本日ショップに持っていったところ、ペダルのネジ部が緩んでいたとのこと。というわけで増し締めで解決。
異音の件でショップに行ったついでに通勤用シューズとクリートを調達してきたんですが、折角なのでクリートは例の Keo グリップクリートにしました。ちなみになるしまで2,000円也、従来品より400円高です。
接地面にラバーが配されている上にバイマテリアルではないので着脱時の感触が従来品と微妙に違いますが(やや外しにくくなりました)、クリートカバー無しで歩けちゃうので通勤・街乗り用にはもってこいだと思います。もっとも減るのが早そうですけど…
今週は主将&N村さんと都民の森…と思いきや主将は寝坊でパスとのこと。主将には是非今日走った上に明日、明後日のK社自転車部箱根強化合宿の三連荘にチャレンジしていただきたかったのですが残念。(と思ったらしっかり走っていたらしい)
というわけで、どこまでも青い秋空の下、本日のテーマは、檜原村役場の先の本宿交差点から駐車場まで50分で走ってしまうN村さんの後にどこまで着いて行けるか。人里(へんぼり)までは辛うじて視界に捉えていましたが早くも次の坂でロスト。多少の下りを見つける度こまめにアウターへ戻してみたり…とあがいてはみましたが、これはむしろ逆効果だったようです。続く上りのことを考えて足を溜めた方が結果的には良いらしい…というのが後で教わったアドバイス。なるほど。そうこうしているうちにゲートへ到着したので最後の戦い。前回ゲートから駐車場まで13分半でしたが今回は13分でした。誤差範囲…
ちなみに本宿から駐車場までは63分でした。めざせ50分台。
某劇場作品の打上げにおよばれしたので箱根へ。もし間に合ったら既に前日山中湖入りしているK社自転車部に合流して一緒に…とも思いましたが、仕事が未明に及んだ関係で家を出たのが朝9時過ぎだったので、とりあえず小田原まで輪行して「美味しいとこ」だけ自転車で走ることにしました。
というわけで小田原で守谷のアンパンを買って準備完了。あとはひたすら登りです。国道1号を真っ直ぐ行けば一番楽なんですが、それだとすぐに着いてしまうので旧道を選択。途中で何度か石畳の旧街道と交差しつつ、クランクをくるくる回しているうちに畑宿へ到着。
今回はモールトンなので正直登れるか不安で、事実最初はロードの感覚でダンシングするとサスペンションが深く沈み込んでパワーが相殺されてしまい非常に難儀しましたが、慣れてくると、サスの反発にタイミングを合わせて踏み込むような感覚で漕ぐと意外に進むことが判明。後半は然程苦労せずに漕げるようになりました。とはいえ時間は相当かかりましたが…
そうこうするうちに元箱根に到着。右手に見える二子山を見て「この辺に仮設変電所が築かれて」とか「ここから初号機がポジトロンライフルで」とか想像しながら更に進むと国道1号にぶつかったので、ここから集合場所の小涌谷へ進路を変えます。
ここから先はずっと下り坂。モールトンはステアリングが機敏な上に安定しているのでロードよりもブレーキングを気にせずにカーブを曲がり切ることが出来るので、下りがヘタな私でも体感的にはロードよりも速く下っているように感じられてとても楽しかったです。そうこうするうちに小涌谷に到着したので自転車部と合流して昼食。しばらく休憩した後、まだ走り足りなかったのでホテルに荷物を預けて大涌谷まで往復することにしました。2~30分ほどかけて早雲山を越えると大涌谷に到着。手頃な坂ばかりで非常に楽しいです。
大涌谷でロープウェイで来る自転車部を待っていたのですが、段々寒くなってきたので一足先に退散。帰り道で綺麗な色のCannondaleで坂道を登っていく方に遭遇…ん?よく見たら同じく打上げ参加者のT山さんでした。そりゃ箱根の山道を平日の昼間に自転車で走っている人間なんてそうは居ないか。さくっとホテルに戻った後は、すっかり冷えた身体を温泉に沈めて、うーん…極楽極楽。
というわけで、とりあえずモールトンでも普通の峠道なら全然オッケー、というのが今回一番の収穫でした。来月フルメンテに出す際にフロントサスを硬めにしてもらう予定なので(スプリング設定だけでなくフリクションプレートも変えてもらおうかと)それが済めば今より若干走り易くなるんじゃないかな?
終日雨だったはずの日曜に晴れマークが続々(↑)。行けるか!?
というわけで前日の荒天とは打って変わった秋空の下、舞浜から江戸川沿いに野田まで往復。
自宅から舞浜まで自走したのでトータル150kmでしたが、平地オンリーなので楽勝楽勝…と思ったら、久々のモールトンでのロングライドとあってか案外にヘビーでした。ぶっちゃけロードで都民の森を往復するより疲れたかも。それはさておき同じコースをご一緒させていただいた方が加茂屋のクライムハードをお持ちだったのでちょっとお借りしたんですが、これが実に素晴らしい!
ようするにフロントサスに嵌めてサスペンション効果をキャンセルさせる為のエラストマー製ダンパーなんですが、江戸川の帰路で大分削られた足が、コレを付けた途端に自分でもびっくりするほど蘇りました。もちろんサス本来のシルキーさは大分薄れるので常に取り付けて走りたいとは思いませんが、上り坂で踏み込んだ時と足が削られた時には非常に有難い代物でした。というわけで早速注文、届いたら早速山で試してみよう…。(にやり)