bicycle: 2007年6月アーカイブ

565を買った際、いつもお世話になっている(けど一度も買い物したことがない!スミマセン)自転車屋さんから「ヘッドの構造で、普通なら金属製の別パーツで受けるところを(軽量化の為に)フレームのカーボンで直接受けている部分があるので、少しでもガタがある状態で乗り続けるとフレームそのものがダメになりますよ」と注意されていたことを思い出したので今日持っていったのですが、確かめてもらうと(前ブレーキをかけた状態でヘッドおよびカラム部分に手をかけて前後にゆすってみる)微妙にガタが。とりあえず締め直してもらって事なきを得ましたが…助かりました。「締め直す」と言っても調整ボルトを本当に微妙に締めただけなので、アレを自分でやれと言われたらかなり不安かも…幸い「持ってきたらいつでも見てあげますよ」と仰って下さったので、しばらくはお言葉に甘えさせていただくつもりですが、なんていうか、こういう部分の構造を見ると565と言えども(走りを優先させた)プロツールの範疇なんだなぁ…と、とんでもないものを買ってしまったことを再認識させられた次第です。 乗り始めた頃に比べたら、最近は多少はマシに乗れるようになったかな?なんて思いたくなることも多々ありますが、そんな時、たとえば、ちょっと頑張って踏み込んでみたりすると、ビックリするようなウィップと共に予期しないほどギュンギュン進んでしまったりして、その度に、ああ自分はこの自転車のポテンシャルの1/10も引き出していないんだな…と打ちのめされる日々の連続で、まあ、それでも自分は面白いからいいのだけど、なんていうかLOOKの神様に謝れ!みたいな申し訳ない気分に。ごめんなさい!本当にごめんなさい!(でも楽しい)

三週間ぶりに

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相模湖。2徹後だったせいかテンションは妙に高かったんですが、家に着いた途端に電池切れ。目覚めたのは9時間後でした。

二ヶ月 VS 半年

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ロードの距離計を見たら、モールトンの走行距離を越えていました。二ヶ月で1400kmかー。
現在565に履かせているホイール・SHIMANO WH-550を借りている師匠から最近「そろそろホイール返してもらいますよ!」コールが頻繁にかかってくるようになったので、いよいよもって真剣にホイールを選び始めたんですが、その際一番気になるのが、軽量性と剛性感に優れた完組みを選ぶか、多少重くても硬さで潰しが効く(=完組みに比べれば圧倒的に柔らかく出来るし、ある程度の範囲であれば硬くも出来る)手組みか…という部分。見た目で選ぶと完組みの某製品なんですが「買ったはいいけど硬くて乗りこなせない」なんてオチは避けたいし…というわけで、更なるご好意に甘えて、師匠が現在使っているホイールを1日貸してもらうことにしました。
EASTON VistaSLをはかせた565。ディープリムの側面いっぱいに広がる黒赤がフレーム色とマッチして非常にカッコイイです。そして乗り味は…うわっ、軽っ!WH-550とは比較にならないほど良く回ります。坂で踏み込んだ時も瞬時に前に進んでくれるし…これは一度体験してしまうともう戻れません。路面の段差や起伏を拾った時の衝撃は確かにWH-550より顕著だけど、ビシビシ伝わってくるほどではないので許容範囲かな。どうしても耐えられなくなったらカーボンハンドルや肉厚サドルで対処すれば良いし…と他を犠牲にしてでも乗り味の軽さを優先させたくなりますね、コレは。 というわけで、これはもうレーシーな完組みホイールにチャレンジ、で決まりかな。(つづく)

ULTEGRA SL

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http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/cycle/sic/jp/ja/2008newproducts/ultegra_sl.html
素材や加工の工夫で一部パーツをULTEGRAよりも軽量化。
微妙なグレーだなぁ。なんで黒にしなかったんだろう。
チェーンリングは黒?
ホイール選びの続き。とりあえず剛性感のある完組みホイールでも問題ないことがわかったので、霊のいつもお世話になっている(けど1度も買い物をしたことがない!)自転車屋さんに改めて出向き最終的な候補について相談したところ「じゃあ実際に乗ってみますか?」ということで迷っていたホイールの2つ上のモデルを土日で貸していただけることになりました。今思い返すと「乗ってみないとわかりませんよ」と仰った時T橋さんの目がキラリと鋭く光った気もしますが、その時の私は、その後とんでもないことが待っていようなどとは微塵だに想像せず、ただひたすらご好意に感謝するのみでした。 というわけで昨日。夕飯がてらホイールを借りに行き、せっかくなので以前から気になっていたチューブもお借りして、更に、普段自分が使っているタイヤに付け替えてもらい、さて食事にでも…と漕ぎ出した瞬間(つづく)

おつかれさま

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昨年AM-20を買って以来数えるほどしか乗っていないBirdyですが、このまま放置しておくのも可愛そうだからヤフオクにでも…と思っていたところ、譲って欲しいと仰ってくださる方が現れたので、一も二もなく引き取っていただくことにしました。とはいえ5年も乗っていると各部にそれなりにガタが出ていて、特に問題があった部分は去年ちょこっとだけ応急処置を施していたんですが、この際なので、いつもモールトンでお世話になっている寺田商会さんにオーバーホールをお願いしたところ、乗り心地もディレイラー等の動作も全体にシャッキリした「買った当時の」Birdyに生まれ変わって戻ってきました。素晴らしい。これなら次の5年も余裕で乗り切れるでしょう。というわけで本日新しいオーナーのところへ無事旅立って行きました。振り返ってみると、このBirdyから今の自転車生活:Dが始まったんですよね。それが幸せかどうかはさておき。 で。オーバーホールの済んだBirdyを引き取りに寺田商会へ伺った際、ちょうどAMの新型・Espritの試乗車が置いてあったので乗らせてもらったんですが、TSRみたいだなぁ…という先入観に反して非常にAMな乗り心地で好印象でした。リアサスがハイドラスティックではなくソリッドラバーな上に、試乗車のフロントサスがコーフースプリングに交換され、更に初期位置も硬めに設定されていたので、全体的に硬めでキビキビした乗り心地だったのが自分の好みにマッチしていただけ、かもしれませんが、上位車種と同じフレーム部材(カイセイ&レイノルズ)による軽さと(フレーム自体の)硬さも影響していそうな気も。ただフレームの横幅が狭いので、フレーム上面から見た時のスペースフレームとしての醍醐味に欠けるのが個人的にイマイチかな。トラス好きとして。

Magic Carpet Ride

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◆というわけで本日は借り物のホイールを履いて相模湖へ。構成は
  • ホイール:借り物のマビック・KSYRIUM ES
  • チューブ:同じく借り物のパナレーサー・RAIR
  • タイヤ:いつも使っているミシュラン・LITHION
といった感じです。雨が心配&午後から仕事があるので朝6時に出発したんですが、よく回るホイールと跳ねないチューブにひたすら驚嘆していたら、あっという間に高尾に着いてしまいました。 ◆で、早速大垂水峠に向かって登り始めたのですが…それまで履いていたWH-550との一番の違いは、ペダルにかけたトルクがホイールの回転につながるまでのタメみたいなものが殆ど無いことでしょうか。とにかく漕いだ分だけ進む。しかも軽い。後ろのギア1枚、時には2枚分ぐらい違う感じです。惜しむらくはエンジンは非力なままなので(なにしろ高尾山口から大垂水を登り切るまで18分もかかるのですから!)最後の水野橋辺りでペースが大幅に落ちるのはいつも通りなんですが、それでも県境を越えたところでストップウォッチを見ると16分。これが軽量ホイールの効果なのか!?続く下りではブレーキの効きの良さに愕然。よく止まるだけでなく、スピード調整の幅がグンと広がった印象です。素晴らしい。この為だけにこのホイールを選んでも悔いはない、と思えるぐらいの安心感。 ◆そうこうしているうちに相模湖に着いたので15分ほど休んで再び帰路へ。高尾辺りから八王子の先まで続くコンクリート路面の区間はハンドル越しに伝わってくる路面の凹凸による振動がひどくて、特に身体が疲れている帰路はいつもげんなりする道だったんですが、今日はそれが全くありません。これはホイールよりもチューブによる部分っぽいのですが、わりと足にもまだ余裕が残っていたので、多分いつもよりも疲労が少ないのかもしれません。ホイールとチューブを貸して下さった自転車屋さんも「この組み合わせは距離が伸びるほど効果が大きいですよ」と仰っていましたが、まさにその通りです。そんなこんなで日野橋から多摩サイに入り登戸経由で11時半に帰宅。 ◆というわけで、まあ、なんていうか、えらいものを貸してくれたなぁ…というのが正直なところなんですが、うーん、どうしましょう?(つづく)

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