奥まで行ってみた
一昨年は「那覇から日帰り出来る範囲」でしか自転車に乗らなかったので名護止まりでしたが、その際に走った名護→辺野古の道すがら垣間見たヤンバルの森の雰囲気が忘れられなかったので、今回は名護に宿を取り、本島北部を一周してみることにしました。
寝坊して予定より2時間遅れの11時に名護を出発。小雨のぱらつく中、国道58号→県道14号→国道331号へ。平良湾をぐるっと回って県道70号線に入ったところで雨も止み、後は山らしい山も無かったはずなので快調に飛ばせるかな?と思いきや、意外と激しいアップダウンに苦しめられながら何とか安波に到着。
ここで米軍っぽい人たちの列車に出会ったので、これ幸い...とばかりに後ろにつかせてもらったところ、タダ乗りは許されなかったばかりか(何度か引かされた)、登りでへばっていると「前に倒れ込み過ぎ!」「もっとクルクル回せ!」と指導...もとい、親切なアドバイスまで入る始末。海兵隊、容赦ねえ!そうこうしているうちに奥へ到着したので共同店で補給。
ちなみに「共同店」は今でこそ町のコンビニ+αといった趣で数も減りましたが、昔は生協+銀行+郵便局...といった地域経済の活動拠点として沖縄に数多く存在していたそうです。
で、奥。那覇で58号沿いに立つ「奥まで○キロ」という標識を見る度に一度は行ってみたかった憧れの奥!と感動に浸る間もなく海兵隊列車は次の目的地・辺戸岬へ出発。
辺戸岬で海兵隊列車とお別れした後はひたすら58号を南下。ここから先は延々平坦路なので、あとはもうひたすら回す!回す!回す!
そんなこんなで名護に戻ったのは19時ぐらいでした。あいにく今回はツール・ド・おきなわの山岳区間・県道2号線が前日までの豪雨で土砂崩れが発生し通行止めだったので走れなかったので、これはまた次の機会に是非。