Synergy virtual KVM
Windowsマシンを複数台同時にオペレーションする際、KVMを用意するのも面倒なのでもっぱら「どこドア2」のお世話になっているのですが、どうせなら仕事場で使っているMacもWindowsのキーボード&マウスから操作したいなぁ...というわけでSynergyを導入してみました。
Synergy
今回はWindowsマシンがサーバなので、Mac側は synergyc
を起動するだけですが、SynergyサーバをNetBIOS名で指定する方法が最初わからず一苦労。普通にホスト名だけで良いのかと思ったら、ホスト名.local
って指定しないとダメなんですね。
というわけで設定自体は非常に簡単で、懸念していたTCP/IPポート周りの設定もNorton Internet Security 2009の環境下では一切必要ありませんでした。しかもキーボードやマウスだけでなくクリップボードまで共有される嬉しいオマケ付き。マウスホイールや第4・第5ボタンもしっかり認識されるので、これは文句なしでオススメ...と言いたいところなのですが、どうもWindows版のSynergyサーバは負荷に弱いらしく、3ds max等で重たい処理をしているとリクエストの取りこぼしが頻繁に発生するので、仕方なくSynergyを使うのはWindowsとMac間だけにして、Windowsマシン間では従来通り「どこドア2」を使うことにしました(こちらの動作は非常にstable)。Synergyサーバのプロセスの優先度を上げてやればリクエストを取りこぼさなくなるのかもしれないけど、ログインする度にいちいち設定するのもなぁ。