ルータでPPTPサーバ

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WHR-G54Sが安売りしていたので、ファームウェアをDD-WRTに書き換えて、ルータ&PPTPサーバに仕立ててみました。

DD-WRT : free Linux-based firmware

インストールしたDD-WRTはVer.2.4 SP1。DD-WRTはターゲットハードウェアのメモリ容量や目的に応じて幾つかのタイプが用意されていて、PPTPサーバ機能はどのタイプにも含まれているようですが、もしかしたら後々OpenVPNを使ってみたくなるかな?というわけで dd-wrt.v24_vpn_generic.bin を選択。

まるでLinuxのコマンド群に適当なガワをかぶせただけ…みたいな作りなので、これまで使っていた Tomato Firmware (DD-WRTをベースに機能を絞った派生品)の洗練されたインターフェースに比べると非常に使いにくい&わかりにくいインターフェースですが、逆に言えば裏で何をやっているか想像出来れば設定自体は其程難しくないかも。いや、Tomatoは本当に良くできています。

Tomato Firmware

PPTPサーバの設定は至極単純。サーバ自体のIPアドレス、割り振りたいIPアドレス(もしくはアドレス範囲)、ログイン時に用いるユーザ名とパスワード(user * password * という書式)を設定するだけで使えるようになります。ただしデフォルトでは暗号化がオフになっているので(ルータの処理能力を考えた処置?)、PPTPクライアントによっては暗号化をオフにするか、DD-WRT側で暗号化をオンにする必要があります。

というわけで出先から簡単に自宅のネットワークを参照出来るようになりましたが、さて、マシン名の解決をどうするかなぁ。自宅のマシンは全てDD-WRTのDHCPサーバからstaticにIPアドレスを割り振っているので、これが上手く利用できると良いのですが。

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このページは、hibikiが2008年10月 4日 00:12に書いたブログ記事です。

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