柳沢峠+大弛峠(の途中まで)

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部長&N村さんと柳沢峠へ行ってきました。今回は塩山から輪行で帰る予定と聞いたので、塩山から更に大弛峠まで足を伸ばしてみませんか?と誘ってみたところN村さんが一緒に来てくださるとのことだったので、とりあえずまずは柳沢峠へ。ちなみに部長&N村さんは前々日にも柳沢峠を登られている強者コンビ。

1年ぶりに柳沢峠を走ってみて、自分の記憶がいかにアテにならないかを身をもって実感。ここを越えれば確か最後の坂…と思ったら全然違うジャン!なんてことを5回ほど繰り返した後ようやく柳沢峠に到着。オレモウヤダ!トウブン登リタクナイ!とか思いながら柳沢を下り12時ごろ塩山着。昼食を摂りつつ十分に休息した後、13時ごろ大弛峠へ向けて出発。

ちなみにこちらの日記を読んで大弛峠に興味を覚えたのが今回の「柳沢峠→大弛峠」の発端なんですが、この時点であったのは、塩山から大弛峠まで標高差こそ2000mあるものの直線距離で20キロなら30キロだとしても6%程度ならMt.富士ヒルクライム+αぐらいの感覚かな?という認識のみでした。

で、いざ登り始めてみると、牧丘市街を抜けたところからいきなり5~6%の勾配が始まり、しかも3キロ、5キロと進んでも一向に傾斜が終わりません。富士はところどころに平地があったけど、平地どころか緩勾配すら無いとは…実はとんでもないところに来てしまったのでは!?そうえいば部長が柳沢峠で「(大弛峠を登った人に聞いたところ)今までで一番つらい坂だった、って聞きましたよ」って話していたけど、あれはもしかしてこういう意味だったのか!?と気づいた時には既に遅し。まさに坂地獄。いや坂好きにとってはパラダイス。いいトレーニングになると思いますヨ。(←死んだ目で)

…てな感じでパンツの中まで汗だくになりながら、ようやく浄水場を抜けて杣口(そまぐち)林道の入り口に到着。健脚で鳴らすN村さんと言えども、さすがに前々日の余韻+午前中の柳沢で削られたのか大分ペースを落とし気味…に見えたのですが、なんとなく小休止しながら、そういえば今回の「柳沢峠→大弛峠」を思い立った(前述の)ページに「番長練」って書いてあったんですけど、それって何なんでしょうね?なんて話をしたところ、いきなりN村さんの目に光が!

聞けば「番長練」とは、とあるチームの中でもトップクラスの実力を持つ方々が行っている練習らしく、そのチームのメンバーの一人で、番長練にもよく参加されているらしいある方を大変尊敬しているN村さんは「そうかー、ここは『番長練』のコースなのか…」と感慨深げに言い残すと、いきなりそれまでとは別次元のスピードでクルクルと登り始めるではありませんか。

マヂで!?(涙)

というわけで、そこから先は寂しく一人旅を続けながら辛うじてダム湖に到着。なんとか大弛峠まで残り半分のところまで辿り着きましたが、「もう15時過ぎたから帰り道が心配」とか「そういえば(ダム湖の近くにある)ゲートから先は通行止めって書いてあった」(※よく見たら「平日のみ」なので関係なし)とか色々と理由をつけて駄々をこねる私の「もう先に進みたくないオーラ」を見るに見かねたN村さんの「戻りましょうか」の一言で引き返すことにしました。

帰りは下るだけなので、2時間かかって登った道をたったの30分で塩山に到着。ということは(その先の道もあのペースで続くのであれば)大弛峠まで行って帰ってきても18時に(N村さんだけならもっと早く)戻って来られた勘定に。うーん、申し訳ない。

おまけ:本日のKMLデータ

というわけで、近いうちにリベンジします。

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このページは、hibikiが2008年9月23日 23:16に書いたブログ記事です。

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