GX - LNG + LOXLH2

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アメリカの製品、アメリカの射場を使うGXロケットは外交面で利点が多いのでは?というコラム。

浮上するGXロケットの安全保障用途転用 意外に多い利点、民生と安全保障を分離

2段目をLNGから液酸液水のエンジンに変えればH-IIA並の打ち上げ能力をもつGXの実現も可能では…って部分を読んで思ったんだけど、もし商業打ち上げにおいて種子島よりヴァンデンバーグの方が射場が利用しやすくて、かつ改修型GXが順調に信頼性を向上出来たらなら、むしろH-IIAが不要になってくるんじゃなかろうか…というか、そこまでいくとH-IIAもアトラスVも使わない利点って何だろう?

すごくイヤな想像なんだけど、H-IIAもGXもやめる代わりに固体ロケットモーターを用いた中小型ロケットの開発を続けて「軍事転用も可能な技術を持っていますよ」とアピールしつつ、大型ロケットによる打ち上げは外国の打ち上げ機と射場に頼っておく、ってパターンが安全保障面で一番安上がりな気が。

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このページは、hibikiが2008年8月30日 23:44に書いたブログ記事です。

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