SIDI GENIUS 5

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最近、ペダルを踏み込む機会が多くなったせいか、Adidas Cyclone+Eggbeaterの「柔らかいソール+小さなクリート」の組み合わせだと荷重が集中してしまい母指球の辺りがすぐに痛くなるので靴とペダルを見直すことにしました。方向性としては
  1. Eggbeater+2つ穴クリート+ハードソールのMTBシューズ
  2. Eggbeater+3つ穴クリート+ロードシューズ
  3. 踏面の大きなSPDペダル+ハードソールのMTBシューズ
  4. ロード用ペダル+ロードシューズ
の4つが考えられますが、1と2はペダルとクリートの接合部分が現在と変わらない点、3も踏面の大きさでロード用ペダルには及ばないであろう点で中途半端な解決にしかならないのでは…というわけで4のロード用ペダル+ロードシューズを選ぶことにしました。難点はCyclone等のMTBシューズに比べると歩きにくくなる点ですが、まあ、これは歩き易さよりも漕ぎ易さ優先ってことで。というわけで、まずはシューズ選び。 ◆ ロードを買った時から、シューズを持っている人に出会う度に「その靴を選んだ理由」を聞いていたのですが、それらを大まかにまとめると
  • SIDIは合いやすい
  • シマノは『ピッタリ』はなかなか無いけど『そこそこ』合うのは結構ある
  • 意外とガエルネがよかった
といった感じだったので、上記3メーカーの靴を片っ端から履いてみることにしました。予算は「しばらく乗ってみたところ実は合いませんでした」となった時に3万は辛いので1万5千円程度。その価格帯だと必然的にソールは樹脂製になりますが、もう少し出すと部分的にカーボンを使った製品も買えるのが悩みどころ。ただ店員さん曰く「フルカーボンじゃなければ樹脂製ソールと大差ないですよ」とのことだったので、そこにはこだわらないことにしました。残念ながらシーズン真っ盛りなのでサイズによっては既に欠品続出で実はそれほど多くの種類を試せたわけでは無かったんですが(全部で10種類ぐらい?)各シューズの印象は個人差の世界なので割愛するとして、とりあえず一番しっくり来たのがSIDIのGENIUS 5だったので、そちらに決定。 ◆ んで次はペダル。どこの店員さんも「シマノはLOOKと大差ないですよ」って感じだったのでシマノは考えないことにしてLOOKかTIMEで悩んでみましたが、TIMEのフローティング機構に慣れてしまうと他のペダルが使えなくなりそうなのと、去年リコールがかかっていたのが若干不安だったので、メーカーはLOOKに、製品グレードはカラーバリエーションが一番豊富なKeO Sprintにしました。 ◆ というわけで靴にクリートをつけて…うわ…こりゃ歩けません。ツルツルのタイルやワックスかけたリノリウムの床はまるでスケートリンク。車道の縁石のコンクリも、キメが細かいタイプだとかなり滑りやすくて、もし濡れていたら恐らくアウトなんじゃなかろうかと。んでペダルに…あれ…入らない…なんて感じで、一瞬半年前に初めてビンディングペダルを使った時に逆戻りかと思いましたが、しばらく着脱を繰り返すうちに段々慣れてきました。なんていうか想像していたよりは「意外と着脱しやすい」というか…さすがにEggbeaterの4面キャッチと比べたらアレですが。ただペダルに完全に固定しない状態でクリート部を使って無理矢理踏み込むと確実に滑ります。これだけは注意した方が良いかも。まあでも固定後の装着感は快適の一言。Eggbeaterが「棒を踏んでいる」感覚だとすれば、GENIUS 5+KeOペダルは「板を踏んでいる」感覚です。素晴らしい。 ◆ というわけで、すっかり街乗り出来ない自転車になってしまいましたが、まあ、もともと長距離を速く楽に乗れる自転車が欲しかったのであって、街乗りはあくまでも副次的な…べ、べつに「仕方ないなぁ…じゃあ次は『街乗り用ロード』を組むか」とか思ってるわけじゃないからね!

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このページは、hibikiが2007年8月 6日 18:36に書いたブログ記事です。

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