阿佐田哲也「麻雀放浪記(一)青春編」「(二)風雲編」「(三)激闘編」「(四)番外編」角川書店
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041459516?ie=UTF8&tag=hotchpotch-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4041459516べ…別に読書好きの宇宙人に影響されたわけじゃないんだからねっ! 麻雀を知らなくても勝負事としての面白さや賭け事の恐ろしさはひしひしと伝わってきてこれが実に面白い。たとえばペアを組んだり積み込むといったイカサマで勝負は安泰かと思いきや、結局最後にモノを言うのは「相手にブラフをかける」とか「欲目を出さない」とか「思い切った勝負に出る」といった基本的な心理戦だったり、はたまた「運」としか言いようの無い部分だったり。これに復讐劇的なエピソードや「戦後の東京」といった魅力的な要素が加わるのだから面白くないわけがない!